1.スノーピアサー
学生の頃に1年で100本映画を観るぞ。って言ってたけど、結局98本くらいで終わったのを思い出した。
改めてなんとなく今年の目標というか、やりたいことのひとつにしようと思った。今まではノートに雑に感想を書いていたけど、かさばるし引っ越ししてペンも何もないからここにメモしていく。
でもまったく映画の知識も熱意も学もない。正直、自分にとって映画は現実逃避の手段のひとつな気もする。てか100本きつくね?学生の頃に無理だったんなら今は余計に無理なのでは?
これで達成できなくて微妙な気持ちになるのも嫌だな。 書くこと思いつかなかったら適当にメモするだけにしよ。やるぞ〜〜。
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「スノーピアサー」
監督:ポン・ジュノ
公開:2014年
あらすじ(スノーピアサー - Wikipedia)
2031年。地球温暖化を食い止めるべく散布された化学薬品によって、全ての陸地が雪と氷に覆われてしまった世界。わずかに生き残った人類は、動き続ける列車「スノーピアサー」の中で暮らしていた。だがそこでは前方車両に住む富裕層が全てを支配し、最後尾に住む貧困層は奴隷同然の扱いを受けていた。そんな中、貧困階級のカーティスは自分達を苦しめる理不尽な支配に立ち向かうべく、仲間と共に反乱を企てる。
メモ
見始めは正直、結構説明がないんだなと思った。主人公のこともよくわからないまま、当たり前のように反乱企ててますって感じだった。
ところどころコメディなのかなって思ったりもしたけど、そうゆう作品ではないらしい。
先頭車両を目指して進んでいくんだけど、途中の覆面の男だらけの部屋はなんだったんだろ。扉を開けると覆面の敵が大量にいて、そいつらとの戦闘シーンが入るんだよね。でもその前に覆面たちがわざわざ魚を持ってきて、主人公たちへ見せつけるように斧で切るんだけど、ふざけてるのかと思った。
あと、主人公の「カーティス」がだいぶ薄情でびびった。仲間の「エドガー」が人質に取られても敵を追いかけたシーンを観た時は、それでも他にも沢山いる貧困層の人たちを思って断腸の思いだったんだろうと自分に言い聞かせた。
でもそのあとにカーティスが自分の過去を語るんだけど、カーティスが飢えて赤ちゃんだったエドガーを食べようとした事、それを止めようとしたエドガーの母親を自分は殺していることを泣きながら語り出した時はだいぶ動揺した。
それを踏まえた上で見殺しにしたんかいこいつ〜。
終盤、列車の創設者「ウィルフォード」と主人公が対峙してからはすごく面白かった。
人間の数を管理する為にわざと反乱を起こさせていた。この列車が今の人間たちにとっては自分の世界になっている。
設定は未来だけど「列車」ていうこんなに狭くてどこかアナログな響きのある場所で、人間の個体数が人間によって管理されているって変な感じ。
全体を通して設定が面白かったし、好きなシーンもいくつかある。上記のカーティスが過去を語るところも好きだった。カーティスやばいなって感じで。
カーティスの仲間の子供が序盤に攫われちゃうんだけど、どうして攫われたのかって事実にもドキッとした。子供をとるか列車をとるかってシーンでは、正直カーティスなら列車取りそうだなって思いながら観てた。
好きなキャラクターもいるし。いい感じだった。
正直いつも何見ても面白いとしか思わないから、あんまり意味のある感想じゃないな。